アンサンブルについて

虹の会では、基礎練習・独奏・アンサンブルの3つを柱に、
確かなテクニック・豊かな音楽性・そして感動できる心を育てることを目標としています。

―アンサンブルensembleとは?―
アンサンブルは合奏のことです。
大勢で様々なパートを受け持ち、みんなで協力しあって一つの音楽をつくります。
わたしたち虹の会は、このアンサンブルをとても大切に考えています。
ひとりで演奏する時とは、また違った楽しさを味わうことが出来るだけでなく、
アンサンブルのメンバーとして様々な音楽に接することで、より深く、
より多くの音楽的体験を持ってもらえると思うからです。
また「まわりの人に合わせて」演奏するということは、正しい音程・リズム・テンポ感を身につけ、
音色を磨くのに役立ち、自分のテクニックを鍛える為にもとても良い練習になります。
自分ひとりの練習で行き詰まってしまった時、アンサンブルの存在が助けになることも少なくありません。
オーケストラや室内楽においても、アンサンブルでの経験はとても貴重で有意義なものになるでしょう。
だから、虹の会では始めたばかりの小さい子供から大人の方まで、それぞれに合った合奏の曲を選び、
普段のレッスンの中で、常に独奏曲と同時進行の形で指導を進めることを理想としています。
―アンサンブルの練習はいつ?場所は?―
練習用のホールやスタジオ(調布市つつじヶ丘児童館ホール、調布市文化会館たづくり音楽練習室、せんがわ劇場リハーサル室、千歳烏山区民センター音楽室、など)で、日曜祝日を中心に月2回程度合同練習を行っています。
参加ペースはご事情に合わせて調整できますのでご相談ください。それぞれの進歩に役立つように、内容や日程をご提案いたします。
―アンサンブルの本番はいつあるの?―
1年に大小合わせて2~3回、コンサートを実施しています。
会場は、調布市文化会館たづくり くすのきホール、同むらさきホール、調布市グリーンホール、府中の森芸術劇場 ウィーンホール等が中心です。
例えば2年に1度の大きな発表会『「虹の会」ヴァイオリンコンサート』では、ソロ(独奏)とアンサンブル(合奏)の両方に出演できます。
出演曲・頻度については、レッスン内容や各自の予定に合わせて毎回ご相談の上で決めていただきます。
―どのような曲を演奏するの?―
童謡から、オペラを弦楽合奏用に編曲したものまで様々です。
選りすぐりのメンバーによって催される『アンサンブルNIZIコンサート』では、
チャイコフスキー作曲「弦楽セレナーデ」等、又、
生徒同士でお互いの伴奏をしあう『オーケストラをバックにコンチェルトを弾く会』では、
モーツァルトやブルッフのヴァイオリンコンチェルト等を演奏します。
編成によっては、ビオラ、チェロ、コントラバス、管楽器の方々に共演をお願いしています。